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軽量登山靴 シリオ SIRIO P.F.46 2014 レビュー

シリオ P.F.46

去年から買おう買おうと思っていた登山靴をやっと購入しました。

色々と悩んだ上、購入したのはSIRIO 「P.F.46 」の2014年モデルです。買うまで知らなかったのですが、初心者向けの登山靴として人気みたいですね。

 初心者向け登山靴の定番と言えばキャラバンが有名ですね。こちらも幅広で大変履きやすいです。相棒はこれを使っています。

女性向けC4シリーズは少しだけ幅が狭め。C1シリーズは男女兼用です。

予算が1万5千円以内ならこれもオススメ。ソールがシリオより柔らかいです。カラーも豊富ですよ。もちろんゴアテックス。

SIRIO シリオ

イタリアの登山靴メーカー。と言っても、イタリア国内では売ってないそうで、イタリア人の職人が丹精込めて日本人のために設計したとか。若干、怪しい気もします。

SIRIOの特徴

日本人の足は欧米人に比べると一般的に甲高幅広と言われています。SIRIOはそんな日本人の足向けに適した登山靴を作っているそうで「3E」「3E+」「4E」とモデルによって幅が違います。

軽量登山靴 シリオ SIRIO P.F.46 2014

P.F.46は「3E+」とSIRIOのラインナップとしては標準モデルですかね。

シリオ SIRIO P.F.46 2014

SIRIO P.F.46 2014

今まで登山靴の類を買う時は厚手のソックスを履く事と足の幅を考慮してハーフ〜ワンサイズ大きめを購入してました。が、今回選んだのはジャストサイズの25.5cm。ちなみに25.0cmでも普通に履けましたが、若干足全体が締め付けられるかなという印象だったので25.5cmをチョイス。

軽量登山靴 シリオ SIRIO P.F.46 2014

お店によってはシリオ専用の計測器があるので測ってもらいましょう。

シリオ SIRIO P.F.46 2014

2013年モデルと2014年モデルの違い

履きやすくなっているとの記載を何処かで見つけましたが、はっきり言って微妙な色合いだけの違いかと。2013年モデルはフォレスト、2014年モデルはグレーです。ちなみに千円高くなりました。

開封

登山靴本体とメーカー登録のハガキが入っています。

軽量登山靴 シリオ SIRIO P.F.46 2014

ハガキには保管方法も載っています。

シリオ SIRIO P.F.46 2014

外観と重さ

なかなか格好良いです。2014年モデルからはドロンパばりの星形マークが入りました。これが千円アップの理由でしょうか。

軽量登山靴 シリオ SIRIO P.F.46 2014

片足の重さは580gと軽いですね。

GORETEX

ゴアテックスなので雨の日も安心です。

シリオ P.F.46

VIBRAMソール

紛いなりにもイタリアメーカー。安心のビブラム・ソールを採用しています。シリオの一部のモデルは有償でソールの張替えもできますが、P.F.46も対象のようです。元がこの値段ですがからね。履きつぶして新品を買い替えた方が安いかもしれません。

シリオ SIRIO P.F.46 2014

履き心地

軽量登山靴にしてはつま先や底がしっかりしている印象です。甲のアーチ部も高さがあるので、指回りに適度な遊びがあり圧迫感がありまえん。似たような幅広モデルであるキャラバンのC1-02と悩んだんですが、最終的な決め手となったのはソールがしっかりしていること。岩場は楽かもしれないですね。全体的にも硬すぎず柔らかすぎずで歩きやすそう。

あと、足首周りの素材が柔らかいので擦れて痛くなることもなさそう。

シリオ SIRIO P.F.46 2014

まとめ

ざっくり言うといい意味で登山靴っぽくないです。基本はしっかりした作りなので安心感があるんですが、内部の空間が広くて履きやすい。2万円前後でゴツゴツの登山靴以外を探している人にはいい選択肢かと。

まだ、山で履いていないので何とも言えないんですけどね。これで登山道具が全て揃ったので今から夏が楽しみです。

追記 2014年10月14日

10月1日、念願だった秋の涸沢に行き、ようやく山でSIRIO P.F.46をデビューさせました。

涸沢

初日は快晴の中、上高地から上高地のキャンプ場まで、二日目は午後から雨模様中、上高地まで戻りました。

総歩行距離約34km、標高差500m、バックパッキング(推定12~14kg)での登山だったので、天候も含め色んなシチュエーションで試せたと思います。

基本的にはいい意味で想像通りの印象です。幅広で甲が高い分、足先回りが非常に楽です。今までは右足の中指と人差し指が重なってしまい、毎回水ぶくれになっていましたが、この問題は見事に解消されましたし。ゴアテックスだけあり雨の中でも全く問題なし。

また、ソールがしっかりしているので岩場は登り下りとも安定してました。グリップも岩場で滑ることもほとんどなかったですね。岩場ではかなり力を発揮してくれる印象です。

靴自体も軽くて急坂でも脚の負担は少ないので、軽登山靴から履き替えたい初心者には最適なんじゃないでしょうか。

SIRIO PF46

で、個人的に感じたデメリットをひとつ。

ソールが固い靴が初めてだったせいか、甲が高い分脚が靴の中で浮いてしまっていたのか、平地を歩く時だけ足の裏がいつもより疲れました。ちなみに登りや下りでは問題なかったんですよね。

異常なまでの偏平足なんで余計にそうだったのかもしれませんが、、、

インソールを買おうか検討中です。

あと、前日に買ったキャラバンのウールの靴下はなかなか良かったですよ。

キャラバン 靴下

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