Velbon ベルボン 一脚 EXUP53 レビュー
旅行や登山をする時に必ず持って行くんですが、かさばる割に大して出番がなくなってきた物があります。
それは6年前くらいにセールで買った安物の三脚ちゃんです。
スマホと自撮り棒を持っているとセッティングが面倒で使用頻度が徐々に減り、夕日や夜景なんかも滅多に撮る機会ないし。
気が付けば一度も使わず持ち帰ることもしばしば。
重さ1キロと三脚にしてはかなり軽いんですが、2〜3泊のバックパンキング登山だとボディブローのように効いてきますし、海外取材時にLCC使うと制限がある機内持ち込み(7キロ)の貴重な1キロを三脚だけで使ってしまいますし。
で、昨年末にエアアジアに乗ろうと荷物をまとめたら、8キロ超えてしまいまして。他に重量があるのはノートPC、スマホ予備のバッテリー、一眼レフ本体とレンズの必需品ばかり。
消去法で三脚は家に置いて行ったんですが、夜の写真がブレまくりで。
もっと手軽に使えて軽いものはと悩んでいたんですが、解決策を見つけました。
それは一脚です。
私が一脚に求めた条件は以下の4つ。
- 収納時に40cm前後までコンパクトになること
- 500g以下と軽いこと
- 自由雲台付き
- 3,000円前後
結果、上記の条件をほぼ満たした、ベルボン社の一脚シリーズの雲台付き5段モデル「EXUP53」一脚にしました。
Velbon 一脚 レバー式 EXUP-53 5段 小型 自由雲台 アルミ製 371744
¥ 2,940(2016/09/14 14:30時点の価格)
Amazon.co.jpで詳細を見る
ベルボン社(http://www.velbon.com/jp)は1955年の設立された、日本の三脚メーカーのパイオニア的存在ですが、一脚も7つのシリーズを展開しています。
私が購入したのはその中でもお手頃価格の「EXUP」シリーズの1つです。
Velbon ベルボン 一脚 EXUPシリーズ
EXUPシリーズ(http://www.velbon.com/jp/catalog/monopod/productsexup.html)は、ベルボン社の中で「軽くて簡単、扱いやすい」エントリータイプのモデルになります。
その中で自由雲台が標準装備されたモデルは、伸縮脚が4段の「EXUP43」と5段の「EXUP53」の2種類。両者の違いを比べて見ます。
モデル名 | EXUP43 | EXUP53 |
---|---|---|
全高 | 150cm | 150cm |
縮長 | 50cm | 43cm |
重量 | 360g | 360g |
脚数 | 4段 | 5段 |
自由雲台 | ◯ | ◯ |
雲台分離 | X | X |
推奨重量 | 2kgまで | 2kgまで |
実売 |
違いは伸縮する脚の数の違いと伸長のみ。最大高、本体の重さ、カメラの最大推奨重量など、基本的な機能面は全く同じです。
主な機能は公式HPで提供されている以下のPDFを参照下さい。
・EXUP43(http://www.velbon.com/jp/catalog/monopod/exup43_fe.pdf)
・EXUP53(http://www.velbon.com/jp/catalog/monopod/exup53_fe.pdf)
・共通の説明書(http://www.velbon.com/jp/catalog/monopod/exup53_manual.pdf)
最大まで伸ばす時に「EXUP43」は、”脚を固定するクイックレバーを解除”、”脚を伸ばす”、”クイックレバーのロック”という動作を3回、「EXUP53」は同じ動作が4回必要になります。
その変わり、前者は脚1本1本の長さが後者よりも長く、収納時の全長は7cm差があります。
たったの7cmですが、全長が50cmと43cmでの7cm差はけっこう大きんですよ。
私が利用しているお気に入りの「Incaseのカメラバック」の幅が40cmなので、縮長が43cmの「EXUP53」なら斜めにすれば中にも入るし(無理矢理ですが)、底面のストラップに付けてもほとんどはみ出しません。50cmだと流石に入りませんから。
欲を言えば40cmくらいまで短くなると最高なんですけどね。
という訳で私は「EXUP53」を選択しました。
もちろん、「EXUP43」の方がシャッターチャンスを逃さないよう少し素早くセッティングできるし、クイックレバーが1つ少ないから壊れる可能性も若干低いと思うので、好み差だとは思います。実売でも350円くらい安いですしね。
あと、収納時の長さを気にしないなら、Amazonベーシックの一脚も評価が高いみたいですよ。収納時は54.5cmとベルボンの一脚に比べもうひと回り長いですが、全高が170cmまで伸びます。自由雲台は付属しませんが、値段も半値くらいですし。一考の余地はありそうです。
Amazonベーシック 一脚 170cm 4段 中型 アルミ (キャリングバッグ付)
¥ 1,580(2016/09/15 13:34時点の価格)
Amazon.co.jpで詳細を見る
Velbon ベルボン 一脚 EXUP53 開封レビュー
箱に入った状態ですでに三脚よりもかなりコンパクトです。当たり前ですが。
収納時の長さは43cm、40cmの物差しから少しはみ出ました。
重さも表記通りの約360g。
その他、説明書兼の保障書が1枚同封されています。保証は1年間ですね。
簡単ですが各部のチェックを。まずは一脚の上部です。
ゴムグリップはスポンジ製でグッと握れます。説明書曰く耐久性にも優れているそうですよ。スポンジなんで寒い日でも冷たくありませんし。念のためハンドストラップを付けて使用するよう記載されていました。
自由雲台は「ストッパー」を緩めると、雲台の下部がグルグルと360度回転します。アングルは片側が180度、もう一方も15度くらい曲がるので自由に角度を付けられるます。
続いて一脚の下部。ロックレバー式の脚が4つ。開放、固定ともあまり固くないので女性でも簡単に使えます。
底面には石突ゴム付いているので、岩場でも安定して利用できそうです。ちなみにこの石突ゴムは別売りしているので、万が一、紛失してもベルボンの公式オンラインショップ(http://velbon-direct.jp/SHOP/804198.html)で購入できますよ。
まとめ
三脚に比べセッティング時間は3分の1、重さも半分以下、何よりもかさばりません。早速、バリ島旅行に持っていきました。
一脚の効果は半信半疑だったのですが、手持ちに比べると望遠時や夜の写真のブレは雲泥の差ですし、何よりもセッティングの億劫さがなくなり、気軽に持ち出すようになりました。実売3,000円くらいと安いし、買っておて損はないです。
Velbon 一脚 レバー式 EXUP-53 5段 小型 自由雲台 アルミ製 371744
¥ 2,940(2016/09/15 16:53時点の価格)
Amazon.co.jpで詳細を見る
Incase DSLR カメラ収納スリングパック INCL58067 レビュー
昨年の秋、一眼レフカメラとMacbook Air 11インチが一緒に収納できる斜め掛けの「Incase」のスリングバックを購入しました。
使用して半年のレビューです。
inCase 【Apple社・唯一公認ブランド】 Incase DSLR カメラ収納スリングパック 【並行輸入品】
¥ 10,980(2016/04/15 10:48時点の価格)
Amazon.co.jpで詳細を見る
一眼レフや小物が入るくらいのスリングバックは、パタゴニアのものを所持していました。
[パタゴニア] patagonia Atom Sling
(2016/04/15 11:20時点の価格)
Amazon.co.jpで詳細を見る
が、タイ、バリ島、ロンボク島へ取材しに行くことになり、Macbook Airが入るバックが必要になったわけです。上記のバックだとさすがにMacbook Airが入らんのですよ。7インチのNexsus7がギリでした。
で、以下のことを条件に見合うのものを探しました。
- 一眼レフ(Pentax K3)が入る
- Macbook Air 11インチが入る
- 上記のもの以外にも収容できるスペースがある
- 斜めがけのバック(すぐにカメラを取り出せる)
- 不必要に大きすぎない(LCCの機内にセカンドバックとして持ち込み可)
- ショルダーストラップが太い(細いと肩に負担がかかる)
- 体(背中)にフィットする
- 丈夫な生地
- 目立たないシンプルなデザイン(盗難防止)
- 予算8,000〜15,000円くらい
普通の斜めがけやバックパックならたくさんあるんですが、1日中バックを背負って歩きまわるので肩こり持ちの自分としては重さが辛い。一眼とMacだけで3kg以上あるので肩だけに負担がかかるんです。
他にも一眼レフ用にたくさん交換レンズが入るバックなんかもありましたが、大きくてかさばるものばかり。レンズは機動性を重視して標準ズーム1本だけなので(そもそも交換レンズなんて激安の単焦点1本しかありませんが、、、)。
で、唯一全ての条件に見合ったのが、この「Incase」のスリングバックでした。
inCase 【Apple社・唯一公認ブランド】 Incase DSLR カメラ収納スリングパック 【並行輸入品】
¥ 10,980(2016/04/15 10:48時点の価格)
Amazon.co.jpで詳細を見る
Incase スリンバックの大きさ
バックの大きさは幅40cm x 高さ26cm x 奥行き14cm。容量は14〜15リットルですかね。
大き過ぎず、小さ過ぎず個人的にはちょうど良いサイズ感です。
Incase スリングバックの外観 素材とカラー
メッシュ風でザラッ、ツルッとした素材。厚みがあり耐久性にも優れています。
色は黒のみということで汚れも目立ちませんし、少し汚れても濡れた布で拭けば綺麗になります。
同社にはスエード風の素材のバックもありましたが、こっちだと汚れが気になりそう。デザイン面はいいでカフェとかに行く用途ならいいですけど。
incase Ari Marcopoulos Camera Bag for SLR Camera(CL58033)【並行輸入品】
¥ 22,480(2016/04/15 13:41時点の価格)
Amazon.co.jpで詳細を見る
アウトドアや旅行先でガンガン使いたい人にはメッシュ素材の方がいいでしょうね。
incase カメラ収納スリングバック 外観 ストラップとハンドル
このバックの特徴のひとつでしょう。太めの斜めがけワンショルダーストラップ。
肩への負担を分散させてくれるので、長時間担いでいても通常の斜めがけの比べ痛くなりません。
又、腰部にパッドがあるのでストラップを閉めると体にフィットします。
前から見る(写真は後ろ姿ですが)とバックを背負ってるのが分からないほど。
ストラップを緩めると前にバックを回せるので、簡単に中のカメラなどを取り出せます。
また、ショルダーストラップ以外にも、しっかりとした手持ちハンドルも付いています。ちょっと持つ時に意外と便利。
底部には三脚を付けるためのストラップがあります。
かなりギリギリ設定なので、あまり大きな三脚はつけずらいかも。
問題なく取り付けられても、外すのも意外と大変です。まーあるにこしたことはない程度でしょうか。
incase カメラ収納スリングバック 外観 ポケット
全面のチャックを開けるとポケットがあります。スッと取り出せるのでスマホ入れに最適ですかね。海外ではオススメしませんが、、、
incase カメラ収納スリングバック 内部 収納とポケット
カバンを開けると丈夫にチャック付きの幅広ポケットがあります。
内部は2箇所に分けられています。
メインの収納部は2枚の仕切りが付いてます。
仕切りはマジックテープなんで、用途により位置を移動できます。クッション性も高いので大事なカメラをそれなりに守ってくれます。
また、片側にはメッシュのポケットが3カ所付いてるので、SDカード、充電器、モバイルバッテリーやらを入れてもバラバラになりません。
背面(写真手前)には、マチの浅いパソコン収納スペースが付いていて、
ここのパソコンやらタブレットが入ります。
Macbook Airの11インチが入るギリギリの設計のため、13インチは入りません。
ペンタックスのk3+Sigmaの大口径ズームレンズ、Macbook Air 11インチを入れてみました。まだまだ余裕があります。
交換式のレンズをもう1本入れられますね。サイズにもよりますが、2本はきついです。
まとめ
購入後、黒部ダムへの旅行、タイとインドネシアとカンボジアへの取材旅行に使いましたが、非常に使い勝手が良かったですよ。
特に斜め掛けなのに荷物の重さをあまり感じない点は想像以上。サイズ的にも自分の用途にもピッタリですし、体に密着するので海外では盗難防止にもつながりましたし。
個人的には去年買ったものの中でもピカ一です。
ただ、一眼レンズと交換レンズでバリバリに写真を撮りたいヘビーユーザーには、何とも中途半端な一品です。
あと、普段使いには少し大きいので、ちょっと出かける時にといった気軽さはありません。
まー、他にこの中途半端なサイズ感のバックはないんで、一眼レフやミラーレス一眼のライトユーザーで、たまにMacbook Air 11インチを持ち出したい人には現状一択でしょうね。
今月、金沢旅行へ行くので久々に持ち出す予定です。
inCase 【Apple社・唯一公認ブランド】 Incase DSLR カメラ収納スリングパック 【並行輸入品】
¥ 10,980(2016/04/15 10:48時点の価格)
Amazon.co.jpで詳細を見る
安めならこれもオススメ。
アメリカン航空のマイレージ 特典旅行 JAL国内線発券方法
旅サイトにも関わらず、すっかり旅ネタを全く書いていなかったことを猛省していたところ、アメリカン航空から「3月末で8,000マイル切れまっせ」という趣旨のメールが来ていたことを3月初頭に思い出しました。
でも、アメリカン航空なんて乗った記憶はないと思っていたら、2014年の夏にカタール航空でイタリア、スペイン、モロッコへ行った時にアメリカン航空の「AAdvantege」で貯めてたんですね。
どうやら有効期限が1年半がのようで、3月末までに1マイルでも貯めないと全て失効してしまうようです。
と言っても、しばらく飛行機に乗る予定もないし、ポイントサイトからマイルに変更して加算するのも面倒だし。
8,000マイルじゃ何処も行けんだろと思ってアメリカン航空のサイトを覗いてみたら、JALの国内線なら片道7,500マイルで発券できるですね。
ただし、特典旅行のネット予約はアメリカン航空と一部の航空会社に限られるようで、JALの場合はアメリカン航空の予約センターに電話で問い合わせなくてはなりません。
ユナイテッド航空は、ANAとかスターアライアンス加盟の航空会社の便でもネット予約できるんですけどね。しかも日本国内線なら片道5,000マイルだし。
また、予約センターで発券した場合は25ドル、出発日21日以内だと75ドルの手数料がかかるようです。
ということは、3週間以内の日本国内線を予約したら100ドルの手数料がかかると。今のレートで考えたら1万1,000円かー。東京からだと九州、沖縄くらいまで遠出しないと、早割で買うのと料金は変わりませんね。
そもそも、3月末でマイルが失効するというのも、3月までに出発しないといけないのか、3月に発券すればいいのか。
と卓上で悩んでいても始まらないので、アメリカン航空の予約センターに問い合わせてみました。
結果は
- マイル失効は発券日ベース
- 予約センターでも発券手数料は無料
- 出発21日以内の手数料は75ドル
- 予約センターに電話するなら平日午前中が繋がりやすい
悩みは全て解決。無料で発券できるし、月内に予約・発券すれば4月5月でも問題なし。
ただし、空席があればですが。
アメリカン航空のサイトからはJALの空席は確認できないのですが、JALマイレージバンクの空席と大体同じだという情報をネットで見つけました。
早速JALのマイレージ会員になり、ネットで特典旅行の空席を確認します。
なるべく遠いところまで行った方がお得だと、貧乏根性で沖縄、福岡を調べますが、週末のいい時間帯は満席です。
最終的に選んだのは小松空港行き。北陸新幹線の開通で商売上がったりだそうで空席があります。
これなら帰りに今更ながら北陸新幹線乗れるし。
翌日、アメリカン航空の予約センター再度電話したところ、JALマイレージバンクで見た通り空席があり、無事に羽田〜小松行き予約ができました。
座席の希望等は一切聞かれなかったのでこの時点ではできにないのだと思います。
ちなみに、嫁の分(本人のマイレージ分)も同時に予約できたのですが、本人確認がとれないこの辺りはグレーゾーンなんでしょう。「本人と同じ便に乗るのであれば一緒に予約できますよ」とのことでした。
「2,3日以内にEチケットを登録してあるメールアドレスに送ります。」ということで後日メールが来ました。
レシート欄にある「Ticket Total 0」と記載があります。無料で航空券を入手できたことが分かります。
なお、Eチケットに記載されている予約番号はアメリカン航空のものなので、JALのサイトではこの番号を入力しても予約確認や座席指定はできません。
その後、JALの予約センターに電話したところ、出発日、便名、名前、予約番号の確認をして座席指定ができました。
ただ、3列シートの隣同士ならということだったので、アメリカン航空の特典旅行分という規制はありそうですね。
ついでに当日のカウンターでのチェックインのことを尋ねたところ、あくまでアメリカン航空の航空券になるので、アメリカン航空に確認して下さいとこのことでした。
国内線だし搭乗日はJALのカウンターになるのに何故と腑に落ちないところもありますが、無料で航空券を発券しておいて文句を言ってはいけません。
早朝便だし、とりあえずアメリカン航空のWEBチェックインを試してみる予定です。
と言うわけで、8,000マイルを無駄にすることはなくなったんですが、復路の金沢発の新幹線代1万2,000円と現地1泊のホテル代を考えると、結果的に予定外の出費が増えている気が、、、、
初めての北陸旅行楽しんできます。
追記:WEBチェックイン
出発前日(アメリカン航空のWEBチェックインは搭乗時間の24時間前から)にアメリカン航空のHPからWEBチェックインを試みたんですが、結論から言うと予想通り駄目でした。
下記の画面が出てJAL側のHPでチェックインするように促されるんですが、、、
以下の画面になり、チェックイン可能な旅程はないと表示されてしまいます。
諦めて当日の朝にカウンターでチェックインするしかなさそうです。早朝7時10分の便なんですよね。
始発の電車に乗れれば1時間前、次発に乗れば35分前に羽田空港に到着します。
事前にWEBチェックインできていれば次発でもいいかなと思っていたんですが、、、
搭乗当日 カウンターでチェックイン
気合で4時半に起き5時頃の始発に乗り、無事に1時間前に羽田空港に到着しました。が、有人のカウンターは手荷物預けだったり、国際線の乗り継ぎばかりで。チェックイン用のカウンターが見つかりません。
もちろん、無人のチェックイン機はいたるところにあるんですが、アメリカン航空の予約番号の手持ちのチケットでは無理でしょう。
JALのグランドホステスさんに訪ねてみると、アメリカン航空の特典旅行なら、Fゲート横60番の「国際線優先カウンター」でチェックインできるとのことでした。
以前メールで送られてきたEチケットを手渡しただけで、手際よく数秒でチェックイン完了。2列シートが空いてるとのことで、3列シートから変更してくれました。
とりあえず無事に飛行機に乗れそうです。
その後、無事に小松空港に着き、バスに乗り換え50分で金沢へ。2日間、金沢を満喫し、帰りは北陸新幹線で帰りました。
まとめ
というわけで、アメリカン航空の中途半端なマイルをJALで有効に使えました。結果的には現地で寿司三昧、帰りの新幹線代がかかり想定外の出費となりましたが、人生初の金沢を堪能できた次第です。
以下はマイレージ発券のまとめです。
- アメリカン航空のマイル7,500マイルでJAL国内線の片道特典旅行が無料
- マイレージ失効日までに発券すれば2ヶ月先の予約が可能
- アメリカン航空のHPから空席検索はできない
- 空席はJALの特典旅行検索で確認可能
- チケットの発券はアメリカン航空の予約センターにて。手数料は無料
- アメリカン航空側では座席指定は不可
- Eチケットがメールに送られてくる
- JALの予約センターで座席指定可(制限あり)、要予約番号と名前と便名
- WEBチェックインは不可
- 搭乗当日、JALの有人カウンター(Eゲート隣の60番カウンター)でEチケットのコピーを見せチェックインする
パラダイス山元の飛行機の乗り方
¥ 1,404(2016/04/08 17:20時点の価格)
Amazon.co.jpで詳細を見る
Shuttle ベアボーン NC01U レビュー
実家の液晶一体型PC(Windows VIsta)が激遅なので、SSDに交換してみたらSATA1だったので大して体感速度は変わらず。
まー、10年弱前のPCの規格じゃそんなものなんでしょう。
そのままの状態で使うのもSSDがもったいないし、手持ちでDDR3 SO-DIMMの2GBメモリが2枚と23型モニターが余っているし、Vistaのサポートもあと1年で切れるし。
いい機会なので、Window10を入れベアボーンを組んでみることにしました。
で探してみたら、ベアボーンって低電圧のDDR3L対応ばかりなんですね。
SuttleのDS81など、DDR3でも使える少し古い機種が2〜3台ありましたけど、選択肢は限られています。
Shuttle XPC ベアボーン DS81
¥ 22,907(2016/03/31 12:35時点の価格)
Amazon.co.jpで詳細を見る
数日悩んだ結果、Shuttleの極小スリムベアボーン「NC01U」を購入しました。
Shuttle NC01Uシリーズ 約0.5リットルの極小スリムベアボーンキット CPU Celeron 3205U搭載 NC01U
¥ 21,600(2016/03/30 17:30時点の価格)
Amazon.co.jpで詳細を見る
「DS81」は手持ちのメモリが使え、デスクトップ向けのCPUを載せられるんでパワフルな仕様にもできる反面、そのCPUとBluetooth対応の無線LANカードを別途購入する必要があり、最低でも本体にプラス8,000円くらいかかります。
それに対し「NC01U」は、モバイル向けながら第5世代のCeleron 3205UのCPUとBluetooth4.0にも対応した無線LANカードがオンボードですが、低電圧のDDR3Lのメモリを別途購入する必要があります。
で、メモリの価格を調べたら、知らぬまにかなり安くなっているんですね。4GB2枚で4,000円ほどでした。手持ちは2GB2枚です。
あくまでたまに実家に帰った時のサブPCなので、ネットできれば十分なのです。というわけで出費が少なくてすみ、よりスタイリッシュな見た目の後者を選択しました。
ちなみに「NC01U」シリーズには、Core-i5を積んだモデルもありますがお高いです。
Shuttle NC01Uシリーズ Intel Core i5搭載、約0.5リットルの極小ベアボーン NC01U5
¥ 41,480(2016/03/31 13:07時点の価格)
Amazon.co.jpで詳細を見る
その他購入したもの
① 低電圧対応のメモリ DDR3L-1600 SO-DIMM 4GBx2枚
数年前に比べたらまた安くなったもんです。
SP シリコンパワー ノートPC用メモリ 4GB 1.35V (低電圧) – 1.5V 両対応 省電力 DDR3L-1600 PC3L-12800 SO-DIMM (無期限保証) SP004GLSTU160N02
¥ 2,580(2016/03/30 22:36時点の価格)
Amazon.co.jpで詳細を見る
② Window10 Home パッケージ版
初めてパッケージ版のOSを購入しました。Windows8.1のDSP版を買ってアップグレードした方が若干安かったんですが、パッケージ版買っておいた方が面倒くさくないので。メディアはUSBです。
Microsoft Windows 10 Home (32bit/64bit 日本語版 USBフラッシュドライブ)【新価格版】
¥ 14,850(2016/03/30 22:37時点の価格)
Amazon.co.jpで詳細を見る
③ SSD 128GB
最初はこれだけ買ってVistaの高速化を考えましたが、PCがSATA1だったのでほとんど速度は上がらず。このSSDを活かすため今回ベアボーンを組むことにしました。SSDも安くなりましたね。
SP シリコンパワー SSD 120GB SATA3 6Gb/s CDM Read:520MB/s Write:370MB/s 3年保証 2.5インチ (7mm) S55シリーズ SP120GBSS3S55S25FR
¥ 5,480(2016/03/30 22:41時点の価格)
Amazon.co.jpで詳細を見る
④ Bluetooh 無線マウス Logicool M336
2.4GhzのUSBレシーバータイプだと混線するので、Bluetoothのタイプにしました。軽くて小さ過ぎず大き過ぎず。使いやすい一品です。前に買った同じLogicoolのM187(白)は小さすぎて最悪でした。
5ボタン式で専用アプリを落とせば設定の変更が可能です。
Logicool ロジクール Bluetooth マウス M336 ブラック M336BK
¥ 2,910(2016/03/31 13:28時点の価格)
Amazon.co.jpで詳細を見る
本体、SSD、メモリ、マウス、Windows10で計4万6,000円くらいでした。
キーボート、23型のモニターは手持ちの物を流用します。
また、購入は見送りましたがM.2スロットがあるので、対応のSSDを買えば2台のドライブが搭載できます。
Transcend SSD 128GB M.2 2242 SATA III 6Gb/s TS128GMTS400
¥ 7,280(2016/03/31 15:31時点の価格)
Amazon.co.jpで詳細を見る
NC01U 仕様
CPU | 第5世代 Celeron3205U(1.5GHz) オンボード |
---|---|
メモリ | DDR3L 1300/1600 SO-DIMM 2スロット(最大16GB) |
最大解像度 | 1920x1200px |
端子 | HDMIポートx1 mini Dispay Portx1 |
拡張スロット | M.2×1 |
ドライブベイ | SATA3/2.5インチx1(7mm厚) |
フロント インターフェイス |
USB3.0x2 ヘッドフォン出力x1 SDカードリーダーx1 |
バック インターフェイス |
RS232ポートx1 USB2.0x2 |
電源 | 65W ACアダプター |
ワイヤレス | IEEE 802.11b/g/n/ac Bluetooth4.0 |
VESAマウント | 有り |
NC01U 保証期間
メーカーの保証期間は1年間。箱に貼られた粗悪なシールが保証書のようです。
NC01U開封
本体、電源ケーブル、アダプター、SATAケーブル、スタンド、モニターの背面に付けるマウント、説明書、CDが入っています。
本体は14cm x 14cm x 3cmとMac miniよりも二回りくらい小さいです。
組み立て
組み立てと言っても、2枚のメモリ、SSDを取り付けるだけの簡単仕様。
ただ、極小構造の関係でカバーを外しただけでは、メモリ1枚分とM2スロットのSSDの取り付けはできません。
一度、ケースから基盤を外す必要があります。
カラーの説明書を見るか、Youtubeにアップロードされた公式の動画を見て組み立てていきましょう。
① 本体の裏面カバーを開ける
裏面のクッション(2カ所)を取り、ドライバーで2つのネジを外して開封します。
カバーはしっかり収まっていて外しずらいので、マイナスドライバーなど平らなもの隙間に入れながらゆっくりとカバーを取りましょう。
② Wirelessカードのネジを外す
Wirelessカードに取り付けられたネジを1本外し、基盤から外します。
この時、テープで取り付けられた2本の導線を切らないように外側に逃します。
③ 本体から基盤を取り出す
矢印マークが付いたネジを3本外して、本体から基盤を取り出します。
本体を取り出したら裏返しにします。
④ 1枚目のメモリの取り付け
メモリのスロットはM2スロットの下にあるので、ネジを2本外します。
M2スロットをペロッと返すと、メモリの取り付け口が出てきます。
メモリを斜めに差し込んでカチッと音がするまで押し込み固定します。
M2スロットを元に戻します(M2のSSDを利用する場合はここで差し込みましょう)。
⑤ 2枚目のメモリの取り付け
基盤を表に返し、銀色のペラペラをめくり、メモリスロットに2枚目を差し込みます。
⑥ 2.5インチSSDの取り付け
本体に2本ネジで付属のマウントを取りけます。
マウンタを取り付けたSSDにSATAケーブルを差し込みます。
SATAケーブルを差し込む白い部分を指で引き出します。
導線の青い面を手前に見せた状態で基盤に差し込み、白い部分を押し込みます。
ネジ2本で本体とSSDを固定します。
これで組み立ては完了。最初のカバーを外すのと、基盤を外す以外は簡単です。15〜30分くらいでかね。
Windows10 インストール
続いてWindow10をインストールします。こちらも手順を追っていくだけでとても簡単です。
① BIOSの設定をUSB優先にする
Windows10のUSBを差し込み、パソコンの電源を入れます。
ESCキーでデバイス設定画面を開き、USBを優先(Option #1)に切り替え起動させます。
パッケージ版はこの時点で64bitか32bitを選択します。通常は64bitで問題ないでしょう。
② Window10のセットアップ
手順に従いインストールを進めていきます。
言語やキーボードの種類を選択して「次へ」をクリック。
認証画面でプロダクトキーを入力します。キーはパッケージ版に付属する鍵の絵が描かれた紙に記載されています。
ライセンス条項を読み、「同意します」にチェックして「次へ」をクリック
インストールの種類を選択します。今回はSSDをフォーマットして新たにインストールするので「カスタム」を選択します。
一度Visitaを移行させていたため、「フォーマット」をクリックして初期化しました。更のSSDの場合、この行程は不要になります。
フォーマットの確認画面で「OK」をクリック。
フォーマットが終わったら「次へ」をクリック。
15分ほどでインストールが完了しました。
完成
というわけで、組み立てからインストールまで約30〜40分で完成しました。
公式には最大解像度は1920x1200pxとのことでしたが、2560×1080のウルトラワイドモニターにHDMIケーブルで繋いだらちゃんと認識しました。
Macminiではかなり苦労したんですけどね。
参照記事:LG 29UM57 レビュー
エクスペリエンスで検証
どのくらいのパフォーマンスなのか、エクスペリエンスで検証してみました。
モバイル用のCeleronですから、プロセッサとグラフィックスはこんなもんでしょうね。SSDとメモリは8GB積んでいるで7以上のスコアがでています。
ゲーム用グラフィックスはバグでしょう。
続いてSSDの速度も検証してみました。
まとめ
ネットだけなら全くストレスを感じませんし、全体的に動きもキビキビです。Youtubeなんかもスムーズに見られますし、メインのPCでも全然使えそうですよ。
低予算で小さなPCを欲しい人にはオススメなんじゃないでしょうか。
Shuttle NC01Uシリーズ 約0.5リットルの極小スリムベアボーンキット CPU Celeron 3205U搭載 NC01U
¥ 21,600(2016/03/31 15:24時点の価格)
Amazon.co.jpで詳細を見る
mSATAのSSDしか使えませんが、Core i3搭載のこのモデルがいいかもです。SSDを持っていなければこれを買っていましたね。
GIGABYTE BRIX Intel Core i3-5010U(Broadwell)搭載 GB-BXI3-5010
¥ 24,980(2016/03/31 15:23時点の価格)
Amazon.co.jpで詳細を見る
Transcend SSD 128GB mSATA3 6Gb/s 3年保証 TS128GMSA370
¥ 7,280(2016/03/31 15:31時点の価格)
Amazon.co.jpで詳細を見る
LG 29UM57 29型ウルトラワイドモニター レビュー
前から気になっていたLGの29型ウルトラワイドモニター「29UM57」を買ってみました。
最大解像度2560×1080という、21:9のまさにウルトラワイドに表示でき、目に優しいフリッカセーフ、ブルーライト低減モードも付いてます。
2016年現在、以下の「29UM58」が現行モデルとなっています。
- 販売価格:¥30,800
- (2016年12月16日19時19分時点の価格)
- Amazonで詳細を見る
タイミングよくタイムセールがあり、さらにAmazonの春のセール(2016年4月10日まで)の10%OFF対象商品だったので、2万円代後半で購入できました。
いやー安くなったもんですね。2年前に同社の23.8型モニター買った時も2万5千円くらいしましたから。
と喜んでMacmini 2012モデルに設置してみたら、まさかの1960×1080のフルHDまでしか出力できず。
画面の両サイドが黒くなり、場所を取る以外は手持ちのモニターと何ら変わらないことに。
で、慌てて色々と調べたら、古いMacではこのモニターにうまく表示されないという情報がたくさんあるじゃないですか。
すぐに分かったのはMac Miniが2014年モデルならHDMI接続で表示されること、2012年モデルでもMac Mini本体のMini Display Port(Thunderbolt) から、モニター側のDisplay Portに繋げば2560×1080まで対応できるということ。
残念ながらMac Miniは2012年モデルだし、LGの29型ウルトラワイドモニターの中でも廉価版になるこのモデルには、入力端子がHDMIポート2つしかないのです。
手持ちのMini Display PortからHDMIへの変換ケーブルを利用したんですが、モニター側の入力がHDMIの時点でうまく表示できません。2k、4k対応ケーブルでも駄目でした。
あと5,000円出せばDisplay Port付きのゲーミングモデルになるので、2012年版のMac Miniを使っているならこちらを買うことをオススメします。
- 販売価格:¥36,335
- (2016年12月16日19時19分時点の価格)
- Amazonで詳細を見る
安いのはスピーカーがないからだと思っていました。大きな罠がありましたよ。レビューをちゃんと見てればよかったです。
このままヤフオク行きが濃厚となりそうでしたが、三日三晩調べつくして無事に解決しました。今はちゃんと2560×1080で表示されています。
Mac Mini 2012年モデルで使う方法と簡単なレビューをします。
LG 29UM57 モニター 主な特徴と仕様
まずは何と言っても21:9で表示できるウルトラワイドモニターでしょう。
ゲーム用途はもちろん、画面を分割すれば1台で約2台分の表示ができるので、複数のアプリを同時に作業する人に最適だそう。
アプリで画面の分割を設定できる他、ここ2年くらいのLG製のモニターに付いてる「フリッカセーフ」、「ブルーライト低減モード」を設定できます。
仕様の詳細です。IPSのノングレア。前述してますが、スピーカー無し、入力端子はHDMIのみです。
保証
液晶とバックライトは3年保証です。
LG 29UM57モニター 開封
Amazonから箱に伝票が貼られてきました。比較するものがありませんが、箱からしてさすがにでかいです。
中にはモニター本体、スタンド、電源ケーブル、ACアダプター、HDMIケーブル1本、簡単な取説、DVD、保証書が入っていました。
組み立て
スタンドの組み立てはドライバーでネジを2本つなげ、台座に付属したネジで固定するだけ。1分で完了です。
台座が大きいので思っていたよりも安定しています。
スタンドの高さ
残念ながら昇降しないのです。机からモニターの下部までだいたい10cmほどの高さですね。
入力端子
今回、問題の引き金となったHDMIだけの入力端子です。1つをDisplay Portにしてくれれば良かったのに。コスト削減でしょうか。
チルト機構
前方に5度、後方に20度傾きます。
完成
完成したので初代の23型モニターと並べて表示してみました(モニターの画像は2560×1080表示できた後のものです)。ひと回り大きいですね。
ただ、縦幅は同じくらいなので通常の27型以上のような馬鹿でかい印象はありません。
操作
電源、画面操作、各種設定は中央下部のボタンひとつで操作します。
ボタンを押すと設定画面が表示されるので、前後左右にボタンを動かして操作します。
ゲームモードは2回押せば設定できます。やっぱり基本はゲーマー向けなんでしょうか。
その他、フリッカセーフモードへの切り替えなどは「menu」画面からさらに選択していきます。
面倒っちゃ面倒なんですが、手持ちの2台のモニターは右下に複数のボタンがあり、たまに触ってしまうことがあったんですよね。そういった意味では間違えなくていいかも。
画面分割機能
LGのアプリ「LG Screen Sprit」(要公式サイトからダウンロード)を使えば、簡単に画面を分割できます。OS El Captainの「Split View」と同じような機能ですが、こちらは4分割とか縦に3分割とか色々と指定できます。
個人的にはEl Captainにアップデートしたら「Sketch2」がクラッシュして使い物にならなくて、泣く泣くYosemiteに戻していたので嬉しい機能となりました。
上部のメニューバーから切り替えも簡単。
通常は2画面(均等)ですかね。このぐらい作業スペースがあれば、モニターを2台並べてデュアルモニターにする必要ありません。ウルトラワイドモニター1台で十分にまかなえそうです。
モニターアーム設置
そのまま使っても良かったんですが、今まで使っていたグリーンハウスのモニターアームがあるので取り付けました。
ちなみに、IKEAの安物デスクのため今まで設置していたモニターの重さ3.2kgに耐え切れず、天板が陥没してしまっています。
ちょっと分かりづらいですが、定規の下に影が見えると思います。
モニターも大型になり、スタンド無しの本体だけで4.7kgと重さも増したので、補強プレートも買いました。
グリーンハウス 液晶モニターアームをしっかり取り付ける モニターアーム補強プレート ブラック GH-AMPA
¥ 1,836(2016/03/25 19:40時点の価格)
天板上部に設置するプレートと下側に付けるクッション(粘着シート付き)のみのシンプルな内容。
いらないかなとも思ったんですが、かなり安定しました。今まではグラグラしていので。このモニターにアームを付けるなら買った方がいいかもですね。
Mac mini 2012で29UM57を表示させる方法
冒頭で記述しましたが、このモニターに2560×1080を表示させるのに苦労しました。
結論から言うと、Mac Mini 2012モデルは「Intel HD Graphics 4000」が搭載されているので物理的には2560×1080で表示できるにも関わらず、HDMIだけに制限(165 pixcel clock limiter)がかけられ、1920×1080までしか出力できないようです。
つまりこの制限を解除できれば表示できるわけですね。
ということでパッチを作ってくれた奇特な人がいるので、ファイルをダウンロードしてターミナルで起動すれば解決します。
ただ、厳密にはOSや各種条件によって変わると思うので、ここから先はあくまでひとつの成功例として認識して頂き、解除する方はあくまで自己責任でお願いします。
ちなみに当方の環境は以下のようになっています。
・Mac Mini 2012
・OS X Yosemite 10.10.5
① まずは以下のサイトからパッチをダウロードします。
https://github.com/Floris497/mac-pixel-clock-patch
「Download」をクリックするとダウンロードが始まります。
ファイルを解凍後、「mac-pixel-clock-patch-master」というフォルダから「macPixelClockPatcher.command」のファイルを「ダウンロード」フォルダの階層に上げます。
② ターミナルを起動して以下のコマンドを入力
上記サイトの「How to install Patch」の中ほどにある以下のコードをコピーして入力。
cd ~/Downloads chmod +x macPixelClockPatcher.command ./macPixelClockPatcher.command
その際、macパスワードの入力を求めれます。
成功すれば「Pay attention to the output – it should say it detected unpatched NVIDIA on (your OS X version) and patch it.Reboot your system」と表示されるので、再起動すれば完了です。
これでMac mini 2012モデルでも29UM57でちゃんと表示されるはずです。HDMI-HDMIでも問題ありません。
なお、Elcaptainにアップデートしていると、SIPというセキュリティーがかかっているそうで、このパッチを当てるにはターミナルでSIPをDisableする必要があるようです。
ただ、パッチを当てた後にSIPをEnableに戻すと、ドライバーの条件によってパッチが機能しないこともあるそうなんですよ。どうなんでしょうね。残念ながら、当方にはElcaptainの実機ないので確認できません。
まー、こんなことをしなくても、Mac Mini 2014だったり、Macbook Pro 2013だったり、最近のモデルならどのMacでも普通に表示されるし、WIndowsなら全く問題ないわけで。
さらにはDisplay Portの入力端子を持ったモニターでも普通に表示されるわけです。
今後、Yosemiteでもマイナーアップデートで使えなくなることもあるかもしれませんし。
あくまで、同じような症状で困っている人がいたらと思い公開しました。
追記:2016年12月16日
先日、OSを「macOS Sierra」にアップデートしたのに伴い、パッチの再設定をしました。「Sierra」の場合は上記のパッチファイルではなく、同じ方が開発した別ファイルを当てる必要があります。OS 10.12.2にも対応済みです。
ただ、前述した通り、「Elcaptain」以降はSIPを無効にすることが条件になるので、自己責任でお願います。(有効に戻すとパッチは無効になります)。
また、OSをマイナーアップデートした時は、以下の設定をもう一度やり直す必要あるのでご注意を。
まずは「Command+R」を押しながらMacを起動させます。ディスクユーティリティーからターミナルを起動し以下を入力(普通に起動させた状態だとSIPを無効にできません)。
csrutil disable
Macを再起動後、以下のサイトからパッチをダウンロード。
https://github.com/Floris497/mac-pixel-clock-patch-V2
パッチのフォルダを展開すると、中には3つファイルがあります。Mac Mini 2012の場合、GPUは「Intel Graphics」なので「CoreDisplay Patcher」を使います。
「CoeDisplay Patcher」を「ダウンロードの」階層へ移動。
ターミナルを起動し以下のコマンドを入力。
~/Downloads/CoreDisplay-patcher.command
その際、ログインパスワードの入力を求められます。
再起動後、「システム環境設定」からモニターの解像度を変更できるようになります。
デュアルモニター
無事に2560×1080で表示されるようになった29型「29UM57」と、23.8型「24MP76」のデュアルモニターにしました。初代の23型は実家行きです。
まとめ
LGのモニターも3台目なので、発色は想像してた範囲内でした。目に優しいEIZOとか比べると良くないんでしょうが、必要十分かと。
基本設定が発色がキツ目なので、上記の24MP76からブルーライト低減モードを半信半疑で使っていますが、確かに効果があるような気がします。写真を見る時に通常モードにすると目に刺さるような光の強さを感じますから。
Youtubeの21:9でアップロードされた映画のトレーラーとか見るとかなり迫力もあるので、今度映画を鑑賞してみます。そうなると少しいいスピーカーも欲しくなってきますね。今は24MP76のしょぼいスピーカーなので。
とりあえずAnkerのスピーカーでも買ってみることにします。
Anker SoundCore ポータブル Bluetooth4.0 スピーカー 24時間連続再生可能【デュアルドライバー / ワイヤレススピーカー / 内蔵マイク搭載】(ブラック)
¥ 3,999(2016/03/25 20:06時点の価格)
ただ、このモニターをちゃんと使えるようになって2日間なので、細かいことは何とも言えないんですよね。作業スペースが増えたので満足はしていますが、、、
いずれにしも3万円弱で29型のモニターは安いと思いますよ。机のスペースがある、パソコンが対応しているなど、条件さえ合えば買いだと思います。Mac mini 2012モデルの人には無理してオススメはできません。他モデルを買った方がいいと思います。
2018年現在は、後継モデルの「29UM59」が実売3万円ほど。
Trip Route 3.1 タイのリゾート編 発売!
タイのガイドブック「Trip Route 3.1 タイのリゾート編 2016」をkindleで発売しました。
「サムイ島」、「パンガン島」、「タオ島」、「プーケット」、「クラビ」、「ピピ島」、「カオラック」「パタヤ」、「サメット島」、「チャン島」のタイを代表するリゾート地と、「バンコク」、「アユタヤ遺跡」のバンコク中心の観光地を特集した内容で、昨年9月末〜11月中旬、年末年始の2回にかけ行った現地取材を元に再編集をした改訂版になります。
Trip Route 3.1 タイのリゾート 2016(プーケット、ピピ島、クラビ、カオラック、サムイ島、パンガン島、タオ島、パタヤ、サメット島、チャン島、バンコク、アユタヤ): ガイドブック
600円 価格(2016/03/15 18:07時点の価格)
また、上記からバンコク周辺のみを抜粋した「Trip Route 4.1 バンコク編 2016」も合わせて発売しています。
Trip Route 4.1 タイ バンコク編 2016: ガイドブック
350円 価格(2016/03/15 18:10時点の価格)
今回、前半の取材はLCCの代表格エアアジアを使ってタイへ行ったんですが、成田〜バンコクの往復で2万円ちょいと激安でした。
荷物を預けると3万円くらい(手荷物は7kg以内で規定の大きさをオーバーしてなければメインとサブバックの2つまで持ち込み可)ですけど、直行便でこのお値段ですから。ビックリです。
その他に、タイ国内線で4回、インドネシアのバリ島とロンボク島の取材も兼ねていたのでマレーシア経由の国際線で4回、後半の取材で2回、以上計12回エアアジアを利用しましたが、一度も大きな遅延は無しのほぼオンタイム。
ちなみに、ライオンエアーという別のLCCは、2回利用しても2回とも1時間以上の遅延。
荷物が少なくて、タイミングさえ合えばエアアジアはオススメです。
余談ですが、私は毎度預け荷物代を払うなら新しいバックを買った方が安いんじゃないかと思い、趣味の登山にも使える軽量のバックと、一眼とMacbook Airが入るサブバックを旅立つ前に購入。
[モンベル] mont-bell バランスライト 1123882 PRBL (PRBL)
: 平均評価点 ¥ 9,288(2016/03/15 20:55時点の価格)
inCase 【Apple社・唯一公認ブランド】 Incase DSLR カメラ収納スリングパック 【並行輸入品】
: 平均評価点 ¥ 11,480(2016/03/15 23:40時点の価格)
規定の7kgは毎回オーバーしていたような気がしますが、この2点を機内に持ち込んで追加料金を請求されたことはありませんでした。
ただ、事前にチケット発券を済ませ、直接セキュリティーへ向かったためで、カウンターでチェックインしてたら荷物の重さを測られ、「荷物は預けなさい」と言われたかもです。
というわけで、激安のエアアジアを駆使して、掲載している全ての町と島を一通り取材してきました。
久々に行った島はインフラ整備が進み、観光客向けの施設が増えるなど、大分変わっていましたよ。一番驚いたのは、ピピ島に遊びに来ている某アジアの国の旅行者の多さでしたが、、、
現地の人は、日本人が少ないと嘆いています。
春休み、ゴールデンウィークは「Trip Route」をスマホに入れて是非タイへ!
まずはAmazonの無料サンプルでお試しを!
Trip Route 3.1 タイのリゾート 2016(プーケット、ピピ島、クラビ、カオラック、サムイ島、パンガン島、タオ島、パタヤ、サメット島、チャン島、バンコク、アユタヤ): ガイドブック
600円 価格(2016/03/15 18:07時点の価格)
Trip Route 4.1 タイ バンコク編 2016: ガイドブック
350円 価格(2016/03/15 18:10時点の価格)
モンベル アルパインパック ショート 60
先週末、北アルプスの蝶ヶ岳、常念岳へ2泊3日のプチ縦走をしてきました。
暑くて死にそうになるくらい天気にも恵まれ、穂高、槍ヶ岳、燕岳などなど、名だたる名峰もバッチリ。
15年前の八ヶ岳以来の夏山を満喫してきたわけでございます。
手持ちの55リットルのバックパックが壊れたヨメのために、今回の登山に向け購入したのがモンベルの「アルパインパック」のショート60(女性用モデル)。
2〜3泊の荷物をパッキングするのに最適な軽量大型パックで、優れたフィット感と軽量性を両立しています。言わずと知れたモンベルのロングセラーモデルですね。
カラーは購入した「インディゴ」の他にも「ディープレッド」があります。
通常版はこちら。下記以外にも「エバーグリーン」、「オレンジブリック」のカラー展開。
当初は、もう少し機能面が優れ見た目もよろしい「トレッキングパック 50W’S(女性モデル)」を検討していたんですが、黃色の発色が小学生のランドセルみたいで嫌だと言われ却下。
通常モデルの「ガンメタル」というカラーには納得していましたが、肩周りが合わなくて断念。
最終的に「あれこれ機能があるよりも、シンプルな作りの方が縫い目がないため耐久性もあり軽いですよ」という店員さんのアドバイスにより、アルパインパックを選択しました。
そもそも、前に使っていたバックパックが壊れたのも、ショルダーハーネスのアジャスター部の故障と、縫い目が裂けたことによるものでしたし。納得の一言ですね。
ただ、個人的にはモンベルの「ゼロポイント」シリーズのロゴが好みではないのが気がかりで、、、まー使うのは自分じゃないからいいか。
何よりもお財布に優しい価格(1万6,000円)に惹かれました。
モンベルの別モデルや他メーカーの同サイズだと、3万円前後ですから。お買い得な1品だと思います。
モンベル アルパインパック 60
ほぼ縫い目がなく布一枚っぽいデザインと、ちょっと薄めの背面のクッションが安っぽさを演出していますが、登山に必要な機能は備えていますよ。
詳しくは「モンベルの公式サイト」をご確認ください。
サイズ展開
サイズは50リットルと60リットル2展開。それ以上の大きさは「エクスペディションパック」というシリーズで販売されています。
今回購入したのは60リットルの女性や小柄な人向け「ショートモデル」。ハーネスが通常モデルより5〜10cm短くなっています。
ヨメの身長は160cm。通常モデルでもいけそうでしたが、ショートの方がショルダーハーネスのフィット感がありました。
145〜160cmが対象との記載があるので、試しに167cmの私が背負ったところ、肩周りが窮屈で圧迫感が。男性は通常モデルの方がいいでしょうね。
重さ
約1.6kgとこの大きさのバックパックとしてはかなり軽量です。
当初考えていたモンベル「トレッキングパック」や、私が使っているオスプレーの「イーサー60」は2.2kgぐらい、グレゴリーの「バルトロ」などその他の有名メーカー品は2.6kgぐらいですから。
シンプルな作りだからこそ、この軽さを実現できたのかと。
価格
まさかの税込み1万6,000円。50リットルだと1万5,000円くらいです。
主な機能
では、機能面で気になったところを確認していきます。
大きく開く開口部
フロントやサイドにはジッパーがない1気室モデルのため、荷物の出し入れを唯一できるのがトップの開口部です。ブラックバスの口みたいにガバっと広がって開くので、必要な荷物を探しやすくなっています。
ハイドレーションシステム
開口部の背中側にはポケットがひとつ。これはハイドレーションバックを入れる場所です。上部の穴からチューブを出して使います。
チェストサポートには、チューブを固定させるためのフックが付いてます。意外と細かいところまで気が利くんです。
カスタマイズできる背面システム
これはモンベルの大型、中型バック共通なんですが、背面のフレームを取り外してカスタマイズできます。
あと、ヒップベルトも上下に位置を動かせます。マジックテープという古典的な方法ではありますが。
トップリードの便利な内ポケット
取り外して、山頂アタックには使うことはできないトップリードですが、便利な内ポケットが付いています。車のキーとか貴重品入れにいいですね。
裏側にもポケットがあります。お菓子、シリアルバーとか入れると便利。
ちょっとしたことなんですけどね。こういう内ポケットは便利ですよ。
実際に山を歩いてみて
というわけで、2泊3日分の荷物を詰め北アルプスを歩いたところ、ヨメ曰く「フィット感がよくバランスに優れて、あまり疲れない」とのこと。
以前のバックパック(Lowaplineのモデル名は忘れました)は、サイズが合っていなかったせいかもしれませんが、肩にかなりの負荷がかかったようで。いつも「肩がぁー」と吠えていましたから。どうやらこのバックをお気に召したようです。
これという不満もないそうなんですが、しいて言えばウェストベルトにポケットがあればよかったと。スマホとか、ちょっとしたゴミを入れる場所がないんですよ。
次回は小さめのポーチを持参させようと考えています。
あと、テントに荷物を置いて山頂アタックする時は、別途コンパクトになるアタックザックを用意しないといけませんね。
シンプルな軽量でバックパックを求めている人にはオススメですよー。来週は立山に行く予定です。
モンベル ストームクルーザー フルモデルチェンジした2015春夏モデルのレビュー
モンベルを代表するレインウェアと言えば、ゴアテックスを採用しながらも2万円切りの価格で販売されている大人気の「ストームクルーザー」のシリーズ。
前から気になってたんですが、どーにもテカテカした硬くゴワつく素材、フード収納スタイルのデザインが気に入らず購入には至りませんでした。
が、2015年度のフルモデルチェンジで新素材のゴアテックスに改良され、大幅にグレードアップ!
フードも収納タイプを止めて見た目もよくなりました。
試着したところ、ものすごく着やすくデザイン性も上がったので、自分と嫁の分も即購入しましたー。
まずは公式の動画を御覧ください。
[youtube]https://www.youtube.com/watch?v=GX1UJN44FFw[/youtube]
旧作との違い
去年モデルのまでの大きな違いは先の挙げましたが、以下の2点になります。
- 新素材ゴアテックス「GORE C-ニットバッカーテクノロジー」の採用
- シンプルなデザインへの変更
個人的にはモデルチェンジによるメリットの方が多いと思っていますが、耐久性が下がるなどのデメリットも生じています。
旧モデルはカラーによっては10〜20%OFFになってますね。
デザイン面をあまり気にしないならありですが、このぐらいセール価格なら着心地のことも考えると新モデルをオススメします。
GORE C-ニットバッカーテクノロジー
最大の進化が新しいゴアテックス記事の採用です。
従来のゴアテックスと比べると
メリット
- 柔らかい
- 軽い(280g→257g)
- 浸透性が高い
デメリット
- 耐久性が下がった
旧モデルか「レインダンサー」と着比べてみると、その着心地の良さは一目瞭然。とても軽く、動きやすいです。
当初は3,500円くらい安い「レインダンサー」(後述)でいいやと思っていたのですが、実際に着てみたらその考えは払拭されました。
1万円くらいの差なら考えますが、この価格差だと断然「ストームクルーザー」を選ぶべきだと思います。
ただ、生地を触ると分かりますが、従来の物よりも薄く破れやすそうです。
バイク乗りとか農作業用的なハードな使用目的なら、旧モデルか「レインダンサー」を選択した方がいいかもしれません。
デザイン面
見た目の大きな違いはフードが収納式ではなくなったこと。
一般的なハードシェルジャケットの様なデザインになり、いかにもレインウェアという印象は薄まり、普段使いもできるレベルになっています。
下位モデル「レインダンサー」との違い
「レインダンサー」はモンベルのレインウェアのゴアテックス採用レインウェアのエントリーモデル。
16,200円と良心的な価格設定となっています。
今回のフルモデルチェンジにより、今まで料金面以外の違いがはっきりしなかったストームクルーザーの下位モデル「レインダンサー」との差別化も測れました。デザイン的には近づきましたが。
重さは335gと「ストームクルーザー(257g)」より80g重くなっています。数字上は大したことないですが、実際に着てみるとその違いは歴然です。
着心地と軽さを重視するなら「ストームクルーザー」。
耐久性と値段を重視するなら「レインダンサー」。
ちなみに、同じサイズなら「ストームクルーザー」の方がほんの少し小さい作りになっています。
身長167cm, 体重67kgの私が薄手にシャツの上にMサイズ試着ところ、「ストームクルザー」はジャスト、「レインダンサー」はちょっとだけ大きいかなという印象でした。
と言っても、下にフリースとか着こんだら気にならないレベルの差です。
カラー
メンズは7色展開、レディースは5色展開です。
私は「グリーン」、嫁は濃い紫の「ダークフーシャ」をチョイス。
メンズなら「マスタード」
レディースなら「ターコイズ」「マスタード」も綺麗な発色でしたよ。
まとめ
まだ、山の中で使ってないので本来なら何とも言えないところですが、山道具は軽く動きやすいことに越したことはないことを考えると、値段的にも買いの1品ではないでしょうかー。
付属のスタッフバックに収納すればかなりコンパクトになりますよ。
今年はこれを買う人が多く、山でかぶりそうでーすがね。
とにかく軽く着心地がいい新モデルの「ストームクルーザー」はオススメです。
自力でIHヒーターを設置する方法 パナソニック「KZ-T363S」
3月初旬、久々に実家に帰ると「うちもそろそろIHにしようと思って」と母。
確かに今後の事を考えると、ガスコンロよりもIHヒーターにした方が息子としても安心です。
ネットで値段を調べてるみると、IHヒーターの本体って定価は20〜30万円くらいするのに、実売10万円前後なんですね。想像していたよりかなり安い。
と言っても、その他に基本設置料で2万円前後、別途で電気工事が必要なら最低3万円、ガス栓を締めるにも料金がかかり、もろもろで15〜6万円になりそう。
家電量販店や、ネット販売業者に頼むと、工賃は業者の言い値なんで値下げようもありません。しかも当日にならないと詳細の工事費はわからないし。
が、メーカーの設置説明書をダウンロードして読んでみると、単純にIHヒーター本体を置いてコンセントに電源プラグを差し込むだけのようです。あとは本体でプラスドライバーを利用して本体とシステムキッチンを固定するだけ。これなら誰でもできますがな。
設置料に2万円も出したくないなー。さすがに電気とガスは危険が伴うため自力では作業できませんが、販売店に丸投げするよりも、個人で町の電気屋とガス会社に頼んだ方が安いんじゃないの?
という事で、この4月に新商品の発売を控え底値感が漂うパナソニックのビルトインIHヒーター「KZ-T363S」をネットで購入し実家に送りつけ、あとは個別で手配してみました。
2018年5月現在、購入したモデルは廃盤となり、後継モデル「KZ-W363S」が同じくらいの値段になっています。
[KZ-W363S] パナソニック IHクッキングヒーター Wシリーズ 3口IH…
|
200V対応コンセントの設置
近所の電気屋は「商品を買わないと工事はしないよ」ということだったので、以下の住宅電気工事センターなる公益社団法人に電話で問い合わせ、電気屋さんを紹介してもらうことに。1〜2日以内に電気屋から連絡が入るそうです。
都道府県毎に組合が異なるようなので、お住まいの地区のセンターに問い合わせてみましょう。
後日、電話で日程を打ち合わせ、工事に来てもらいました。
配電盤に30Aのブレーカーを追加、システムキッチンの下に200Vのコンセントを設置してもらい料金は12,960円。
IHヒーターを購入した業者に頼むと電気工事は最低3万円と記載があったので、この時点で17,000円ほど安くなっていますね。
と言っても、工賃はケースバイケース。実家の場合はすでに200V対応の配電盤を設置済み、200Vの配線がキッチン近くの外壁まで準備できていたため、外壁から配線を通す穴を開け、200Vのコンセントを設置し、30Aのブレーカーを追加した場合の料金です。
ボックスも設置済みだったので、単純にドリルで壁に穴を開け、屋内に配線を通したようです。
配線がキッチンの近くまで来ていない場合、もっとかかるかもしれません。
とりあえず、これでIHヒーター設置に必要な準備は整いました。
次はガスを止めてもらいます。
ガスの閉栓作業
実家は都市ガスのため、管轄の東京ガスに電話します。
工事当日、作業員の方が来る前にガスの元栓を閉めガスコンロを撤去しておきます。
私はいなかったので父親が取り外したそうですが、ネジを3カ所ほどゆるめて、上からズボッと持ち上げただけだそうです。
IHヒーターが届いたらこの穴に入れ直します。
ガス会社の作業はというと、ガスホースにキャップをして閉栓してもらうだけ。これで8,600円。
なかなかいい商売です。素人が手を出せないので仕方がないですね。
もし、ガス管が邪魔な時は撤去しなくてはいけません。そうなるともっと高いそうですよ。家は幸いにも壁の向こう側にガス管があるので、撤去は不要でしたが。
電力会社にアンペアの変更を要請
最後に管轄の電力会社に電話をして、アンペア契約を変更を依頼します。
50Aでもいけないことはないそうですが、エアコン、電子レンジ、IHヒーターを使うなら60Aにした方がいいようです。
40Aから60Aに変更し、基本料金が1,100円から1,700円ほどにアップしました。契約しているアンペアの確認方法は電力会社のHPで。
ちなみに、アンペア変更の工賃は電力会社持ちです。なお、マンションやアパートにお住まいの場合、大家さんに事前に連絡する必要があるそうなので、勝手に変えないように注意しましょう。
これで下準備は終了。あとは私が実家に行ってIHヒーターを設置するだけです。
パナソニック IHヒーター「KZ-T363S」設置
3月末、実家 へ帰省する前日にIHヒーターを届けました。
購入したのはパナソニックの3口IHタイプ「KZ-T363S」。
希望小売価格32万円が10万円って。定価ってなんなんでしょう。ちなみに大手家電量販店だと20万円前後から値引く様子はありませんでした。ネット業者が断トツ安いですね。
あとはIHヒーターを持ち上げて、元々ガスコンロがあった場所に上からスポット収めるだけです。本体はそれなりに重いんですが、男性なら1人で問題ないでしょう。女性なら2人で作業した方が無難かと。
新たに設置した200V対応のコンセントにプラグを指し込みます。
あとはパーツをはめ、ネジを締めれば完成です。IHの設置だけなら15分ほどで完成しました。
置くだけの作業に設置料金として2万円も支払う気はしませんな。
まとめ
今回かかった費用は
- IHヒーター代 10万円
- 電気工事代 12,960千円
- ガス閉栓代 8,600円
合計 約13万円
ネット販売会社に全て丸投げで依頼するより、2〜3万円は安くなったかと。ちなみに、両親は大手家電量販店での購入を検討していたので、かなり安く替えられたと喜んでいましたよー。
あと、別途パナソニックの長期保証にも加入しました。5年で3,333円と購入時にネット業者で頼むよりも安くてオススメです。購入後、3ヶ月以内なら加入できるそうです。
色々と浮いた分でIH対応のフライパンや鍋やらを買ったみたいです。
売り上げランキング: 2,319
IHヒーターはポイント10倍だったこのお店が購入しました。
[KZ-W363S] パナソニック IHクッキングヒーター Wシリーズ 3口IH…
|
TIGER タイガー ホットプレート CRV-A300 レビュー
3枚のプレート(焼き肉プレート、たこ焼きプレート、平面プレート)が付属したホットプレートを購入しました。
人生初のマイホットプレートです。しかし、最近のはすごいですね。本体が大きので決してコンパクトとはいえませんが、本体、3枚のプレート、ヘラ、電源コードなど、全部まとめて収納できるようになってます。日本メーカーの知恵恐るべし。
付属のスタンドで縦置きもできるし。昔、父親が苦労してホットプレート用のスタンドを自作したのを思い出しました。
購入したのはタイガー「ホットプレートこれ1台CRV-A300」。1万2,000円くらいだったでしょうか。
象印も同じような価格帯の商品がありましたが、購入当時安かったタイガーを選択。
タイガー CRV-A300
メーカー 公式サイト
遠赤効果と耐久性を高めた遠赤土鍋コーティングの平面プレートで旨味をじっくり引き出すらしいです。
この1台で、 焼き肉、たこ焼き、お好み焼き、焼きそば、パエリアなんかも作れます。
全部バラバラになるのでお手入れも簡単。
開封
我が家にやってきたので開封してみます。箱からしてすでにでかいです。
本体、蓋、3枚のプレート、プレート収納ケース、ヘラ、説明書、電源コード、コードホルダーが入っていまいた。
本体部は全てバラバラになります。これはたしかに洗うのが楽ですね。
3枚のプレート
普通の平面プレート。
焼き肉プレート。余分な脂が落ちるのでヘルシー。
たこ焼きプレート。30個の大玉のたこ焼きが一度に作れます。
収納
順番通りプレート類を収めると簡単に収納できます。
焼き肉用の波型プレートとたこ焼きプレートは収納ケースに入れます。
本体に電源ホルダーをかませれば固定されます。
本体に取っ手が付いているので、持ち運びも楽チンといいたいところですが、約9kgあるので結構重いです。
立てかけると奥行き14cm
高さ40cm、幅56cmくらい。
分かりづらいの、23型のモニターと並べてみました。まるで3面モニターのようです。
我が家では立てかけるられるスペースがなく、冷蔵庫の上に置くことにしました。
たこ焼き作り
というわけで早速、たこ焼きを作ってみました。
なかなか旨そうにできましたよ。何より一度に30個作れるので、大人数でたこ焼きパーティーをする時に最適です。
電気の真上の穴の方が高温になるので早くできますが、他の穴にもちゃんと焼き上がるぐらいの温度にはなります。
まとめ
遠赤効果かどうかは謎ですが、お好み焼き、焼き肉ともに美味しく頂けました。本体が大きいので場所だけはとりますが、コスパも高く、一度にたくさん焼けるのでお子さんのいる家族にはいいですね。
今度、甥っ子、姪っ子でも呼んでパーティーしてみます。