
「水」これほど恐ろしいものはありません。世の旅行者はタイやエジプトなどでダイビングのライセンスを取得し、世界の海を潜るそう。私も世界のダイバーの憧れ地にたびたび訪れていますが、泳げない事を自負しているのでビーチでビールが基本。しかし、時には魔が差します。本格的に潜ったりしなければ何とかなるでしょ。いや, やっぱりどうにもなりませんでした。なぜ惨事を繰り返すのか。検証します。
【検証その1.】タイ・ピピ島発~シュノーケリング~
津波が起きる半年前のピピ島。人々はダイビングなどを楽しんでいるご様子。泳げない私には全くの無関係。ビーチでゴロゴロ、島をウロウロ。そこで看板を発見。「半日シュノーケルとピピ・レイ島のビーチツアー800バーツ(約2400円)」ピピ・レイ島はディカプリオが主演した映画「ザ・ビーチ」の撮影場所。ちょっぴり興味あるミーハーな私。懸念されるシュノーケルもフィンで少し浮くらしい。ボートがすぐそば停泊してるので安心と太鼓判。
翌日のツアー参加者は私とイギリス人カッポー3人。まずはシュノーケルスポットへ。隣でイギリス人の彼女がフィンのサイズが合わないらしく吠え始めた。「大きすぎてあわない。あなたの貸して。」と私のを奪取。「ぴったり。間違えて私の持ってきたでしょ?」こっちは昨日の申し込み時に確認済み。しかし多勢に無勢。ガイドのあいまな態度と私の英語能力の限界により、まさかの時間交代制が導入。
まずは船の周りをシュノーケリング。確かに浮く浮く。魚もトロピカル。ここで一度フィンをチェンジ。ガイドが潜って奥に行くとのジェスチャー。サイズが合わないフィンが水中ではずれかけ泳げない。と言うかそもそも泳げない。私のぴったりフィンを付けた彼女はスイスイ。そしてどんどん離しやがる。はぐれたら溺れて即死確定。近くにボートいねぇーし。必死に泳げば泳ぐ程スタミナが奪われもう限界と思った時ボートのレスキュー。
船上でグッタリしてると3人が戻って来て「どこ行ってたの?」とイングリッシュ。軽い殺意を抱く。午後はビーチでのんびりだしと我慢我慢。しかし、ここでまさかの提案「午後もシュノーケルに変更できない?」サノバ○ビッーーチ。必死に抗議をしたが、すでに虫の息の私には判決を覆す余力は無し。またも可決され1日シュノーケルに変更。ボートで寝てればいいと昼寝を慣行したが、小さな揺れも長時間になるとボディブローの様に利いてくる。ウヨウヨいる魚を見てたら右フックをくらいゲロッコしました。
【検証その2.】インドネシア・バリ島発~サーフィン~
一度行ってみたかったバリ島。しかし、現実は甘くなった。ここはカップルかサーファーの天国。それ以外の者にはただの地獄。間違えても一人で来る所ではない。あまりにも暇過ぎて現地のビーチボーイ達とお喋りの毎日。やれ日本人をナンパして来いとか。やれ女を買わないかとか。こいつらの生業は何なんだ。疑問を抱く。ある日ビーチボーイの1人がサーフィンをしている。めちゃくちゃウマイ。サーフボードを小脇に抱えビーチに戻ってくる姿は普段から想像もできない。 「おまえもやってみな。」彼はサーフボードを差し出す。正直、泳げないので興味はあるが避けていたスポーツ。でも、スノーボードはできるし何とかなるか。見よう見まねでパドリング、沖を目指す。波を待つ。波が来る。立ち上がろうとしたその時、ザパパパパパーン。波にもまれ叩きつけれらた。何とか起き上がるとよく見えない。しかもいつもの場所と雰囲気が違う。コンタクトも自分も波に流されたようだ。 サーフボートを引きずり命からがらベースキャンプに到着。もうサーフィンやらないと返すと「はい。じゃーレンタル料10ドル。」しっかりしてますね。その夜、彼らが紹介してくれたマッサージ屋はバスタブにバラが浮いているスパだった。たぶんバリには2度といかないでしょう。

【まとめ】
よく泳げなくてもダイビングができるなどと言うが、絶対に無理だと思う。だって水への恐怖心がハンパないすから。その後、シュノーケリングはエジプトのダハブでトライ。でもビーチからだったので安心でした。いつか海に潜れる日が来るのでしょうか。サーフィンはコンタクトを利用している間は絶対にしない。